女性医師への支援策が騒がれていますが、厚生労働省から入手した面白データがあります。
なんと、20歳代の
産婦人科医の73.1%、30‐34歳の52.6%が女性医師なのですね。
小児科医でも20歳代では50.1%、30‐34歳で41.1%が女性医師です。そして、女性医師の就業率は子育て世代の30代後半でがくんと下がっています。20歳代の医師たちが結婚、出産する年代に突入すると、この両科で、ますます医師不足が顕在化しそうです。
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七尾近辺では少子化の影響で
延長保育には十分余裕があります。加えて当院には
小児科と連動した病児保育室「あんず」があります。この辺が女性医師に魅力になればと思います。
今日のお昼には
北陸財務局経済調査課長の斎藤友博氏の講演を聞いてまいりました。
最近の経済情勢等について
です。
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北陸経済規模は全国の2.5~3%程度とのこと。ご多分に漏れず、北陸3県ともに調査を始めて以来の最悪の結果「
急速に悪化している」状況です。個人消費、生産、雇用、景況感、企業収益、設備投資などどれも見ても「悪化」ばかりです。そんな中、いただいた資料から他の地域より有意な点を探してみると、、、
石川 富山 福井
・女性就業率 4位 5位 1位
・高等学校進学率 7位 2位 13位
・持ち家比率 21位 1位 3位
・一世帯あたり延面積 4位 1位 2位
・一世帯あたり自家用車保有台数 11位 2位 1位
・100万人当たり図書館数 8位 2位 3位
・10万人当たりホテル・旅館数 2位 17位 11位
このあたりから、地域復活のヒントが出てくるかも知れません。