今日は、
文京グリーンコート(写真左)にて医療IT関連の打ち合わせです。そして、その後、
日本医師会館大講堂です。
平成20 年度 医療政策シンポジウム
テーマ : わが国の未来を支える社会保障 ― 社会保障財源のあり方
に参加です。唐澤祥人・日本医師会長の挨拶の後、講演とパネルディスカッションです。
講演
Ⅰ 社会保障財源と制度設計の思想
田中 滋 (慶應義塾大学大学院経営管理研究科教授)(写真左)
Ⅱ 社会保障給付と税負担及び保険料負担
太田 充 (財務省主計局主計官 厚生労働係担当)
Ⅲ 構造改革と社会保障
高橋洋一 (東洋大学経済学部総合政策学科教授)
Ⅳ 今後の医療改革に向けて
吉川 洋 (東京大学大学院経済学研究科教授)(写真中)
パネルディスカッション (写真右)
司会:中川俊男 (日本医師会常任理事)
パネリスト: 田中 滋、太田 充、高橋洋一、吉川 洋、竹嶋康弘
「埋蔵金」の生みの親である高橋氏を除いて、田中氏は政府の委員会で、太田氏は後藤田勉強会で、吉川氏は社会保障国民会議で顔見知りです。
それぞれ微妙に立場は違うものの、
低負担高給付の日本の社会保障のあるべき姿を目指し、安心・安全で持続可能な社会にするためには、
国民に応分の負担を求めるべきであること。そして
消費税を安定財源とすべきという点ではほぼ一致でした。