先週導入した
64列マルチスライスCTは大活躍中です。
前評判どおり、スキャン時間は以前の16列CTに比べて半分以下になっています。また3D画像も鮮明です。特に心臓分野では冠動脈の造影ばかりではなく、同動脈の石灰化がきれいに描出されています。
(↑の画像をクリックするとか拡大します)
写真は左冠動脈のバイパス手術10数年後に今度は右冠動脈の狭窄が見られた症例です。石灰化も著明なようです。
今日の午後は、強風吹きすさび、内灘砂丘の砂が舞う金沢。県庁周辺です。年度末ということで会議が多く開催されます。
まずは、
財団法人石川県成人病予防センターにて
平成21年第1回理事会
です(写真左)。次年度の事業計画と予算の審議が中心です。特定健診の受診券交付が遅れ、がん検診受診者までも減少しているようです。何とか住民への啓蒙活動に努力し、政府の目標である50%の受診率を目指してもらいたいものです。
次に、
石川県庁にて
平成20年度第2回石川県医療審議会・第1回石川県医療計画推進委員会
に出席です(写真右)。
特に、昨年4月に目標を制定し1年が経過しようとしている
第5次石川県医療計画、がん対策推進計画、医療費適正化計画の推進状況と21年度の取り組みと予算についての審議です。
行政にも目標計画を実行し、年度ごとに検証し、そして計画を練り直す
PDCAサイクルをまわす考え方が一般的になりました。少しづつ。
視える化が進んでいますね。