雨の能登から風邪は強いものの青空が見える東京です。今日は、日比谷公園(写真左、中)を通り、以前によく通った霞ヶ関のこのビルです。
15時からなぜか経済産業省別館(写真右)で
厚生労働省の
第1回 第7次看護職員需給見通しに関する検討会
に四病協代表委員として出席です。
委員と事務局には顔見知りの方多数です。顔見知りの
外口崇・医政局長から開催要項についての説明があり、これまた顔見知りの
尾形裕也・九州大学大学院医療経営・管理学教授が座長に選任され議事です。
これからの方向性を
1)看護職員需給見通しの策定
2)長期的看護職員需給見通しの推計
3)少子高齢化を踏まえた看護職員確保対策の検討
に決定し、今日はフリーディスカッションです。現状の看護職員の需給状況、前回の第6次需給見通しの説明の後、論点について議論です。
これまでことごとくはずれ(!?)てきた需給見通しは各都道府県が取ったアンケート結果を積み上げただけのものでした。医療制度や診療報酬にかかわる医療提供体制のあり方が無いままの議論は難しいものがあるやも知れません。
私も、社会保障国民会議における将来見通し、わが石川県医師会で調査した需給調査の数を引き合いに出し、地域や病院間の偏在までをも加味した、また今後の医療職の役割分担を加味した
仕方が無いリアリティではなく、ありたい姿をリアルに反映させる調査の必要性をお話しました。