梅雨前線の影響で暴風雨の七尾を6時前に出発です。風になびく松林の間を通り、小松空港から上京です。
今日は、10:00より霞ヶ関の
厚生労働省で開催された
第3回 第7次看護職員需給見通し検討会
に四病協代表の委員として参加です。今回の議題は、
1)第7次看護職員需給見通し策定方針(案)
2)第7次看護職員需給見通しに係る調査票(案)
です。
今回の需給見通しは23年から27年までの期間とし、21年9月から都道府県が実施し、1月中旬までに厚生労働省へ報告。今年度中に中間報告書を作成するものです。
方針・調査票の議論においては、専門看護師、認定看護師の配置計画を尋ねるかという点が最大の議論となりました。「調査対象にすべし」という看護協会側委員に対し、日本医師会の
羽生田常任理事とともに、「専門看護師・認定看護師制度は看護の質に貢献するものであり、何ら反対はない。しかし、需要見通しにあくまでも国家資格ではない資格の配置計画を尋ねるべきではない」という姿勢で論陣を張りました。普段、日本医師会執行部とは意見が合わないことも多いのですが、今回は完全に共同戦線を敷きました(笑)。
これまでの需給見通しがことごとく外れている厚生労働省です。正確な見通しがあってこそ、看護師確保のための予算や政策が生み出されるに違いありません。だからこそ、調査の精度が求められるのです。そういった意味で、各委員は踏み込んだ議論を進めました。