昨夕は金沢でした。午後7時より、
石川県医師会館で
第3回石川県医師会新型インフルエンザ対策本部会議
に出席です。
8月25日の
感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律施行規則(平成10年厚生省令第99号)の改正と
流行期に突入したことを踏まえての対策会議です。医師会員への情報提供と周知、学校保健、ハイリスクグループへの対応などについて
医師会委員と
石川県健康福祉部の担当官とで話し合いました。
対応は、診断時の届出やPCR検査は不要となり、集団的な発生のみの把握のための届出となります。また、
学級閉鎖の目安として、感染による欠席者が1割程度、期間は4日間をめどとする方針の報告です。石川県では、8/17~23の週に定点の報告数が1.13となり
流行期に入った判断され、その第9週目である
10/12~18に発症患者数のピークに、10/19~25に入院患者のピークに達すると予想されています。
したがって、躊躇することなしに体制を整える必要があります。
一般医療とインフルエンザ医療の両立を図るために、一次(外来医療)と二次(入院医療)の分担の必要性と、住民の理解を求める広報が重要なようです。