午前の
恵寿鳩ヶ丘での診療と回診を終えて、能登空港より昼の便で上京です。厚い雲から只見の雪山を見て晴天の東京です。一番町の
日本病院会にて、
四病院団体協議会
第1回 EPAに基づく外国人看護師受け入れにに関するWG
に出席です。平成20年度から始まったEPAに基づく
インドネシア人看護師受け入れの問題点や今後のあり方の提言を目的としたWGです。
私が参加した社会保障国民会議の提言のもあるように
今後の未曽有の高齢化社会を控え、今後看護師需要は高いものがあるものの、日本の人口減にともない看護師を確保できないは事実です。そういった意味で、外国人に頼らなければいけないことは間違いないと思います。
ただ、現行のインドネシア人看護師をわが国で研修させ、3年以内に日本語で看護師国家試験を合格させるという現行のスキームは日本語の問題、看護業務の範囲の違いなど大きな問題を抱え、このままにしておくと、国際問題にもなりかねないという認識です。四病院団体協議会としていくつかの提言をまとめることができました。今後、総合部会などで議論を経て世に問うことになると思います。