当地は昨日
梅雨入りでした。曇り空のもと午前には、いつものように穴水町の恵寿鳩ケ丘でした。施設前の空き地に、職員の申し出で
コスモスの苗を植えることになりました。育苗したすぐ近くの
知的障害者入所更生施設・精育園の職員の方と障害者の方々が植えに来てくださいました。初秋が楽しみです。
その後、鳩ケ丘から5分の
能登空港からまたまた上京です。
東京は、今日は梅雨入り。風と雨の中を、
厚生労働省です。
ここで、
第2回チーム医療推進のための看護業務検討WG
に委員として参加です。以下にまとめます。
看護業務実態調査は、特定の医行為168項目を提示。これらにつき、
◆現在、施設内で看護師が実施しているか否か
◆今後、①一般の看護師が実施することが可能、②特定看護師(仮称)が実施することが可能、③看護師が実施すべきではない、④他職種に移譲
につき、調査予定。全特定機能病院、病院1,800施設、有床・在宅支援診療所600施設、訪問看護ステーション500か所などを対象に医師、看護師に回答を求める。
また、モデル事業は「特定看護師養成調査試行事業」という名称になり、「特定の医行為」を修得するためのカリキュラムのあり方、安全に実施するための要件を調査。前回示された特定看護師と類似の看護師を養成する修士課程だけでなく、学会や研修センターなどが実施する研修課程も対象に加えると変更。
実態調査は、防衛医大外科教授・前原班による厚生科研費調査で、8月末までにまとめる。
特定医行為の実施のための環境のコンセンサスが曖昧なままでのあまりにも拙速な調査開始に不満と混乱への危惧ありました。調査に当たっては解説集が必要と思われます。実態調査はあくまで調査であり、その賛否や解釈は調査結果を見てからということになりそうです。また、特定の医行為を確定させないままでの養成調査事業に改めて疑問を投げさせていただきました。
報道記事:CBニュース「グレーゾーンの看護業務の実態調査案など大筋了承―チーム医療推進WG」へリンク