今日は、13:30から
四病院団体協会総合部会に参加です。四病協代表として参加した第7次看護職員需給見通しに関する検討会の模様を説明、さらに団体としてこの検討会に臨む方針を確認させてもらいました。
そして、15:30から
永田町合同庁舎にて開催された
行政刷新会議規制・制度改革分科会ライフイノベーションWG
に参加です。私が参加した第2クールは
規制改革というよりは制度そのものの改革にメスを入れる方向性となって参りました。そこで、方向性を以下のように整理されます。
制度改革の方向性に関する整理
Ⅰ 社会保障改革の必要性・全分野横断的な方向性
Ⅱ 医療分野における制度改革の方向性
(改革の方向性)
○限られた医療資源を適正に配置し、有効に活用することが必要。
○イノベーションにより、周辺産業も含め医療産業が成長することで、国際競争力を強化し、質の高い医療を提供できる体制を構築することが必要。
Ⅲ 介護分野における制度改革の方向性
(改革の方向性)
○施設サービスか居宅サービスかという視点ではなく、生活の場としての住まいと必要なサービスという観点で柔軟に制度を再構築することが必要。
○サービスの受け手も個々の能力に応じて社会に参画するという視点で利用者本位のサービス提供を推進していくことが必要。
Ⅳ 保育分野における制度改革の方向性
詳細は、内閣府行政刷新会議ホームページ参照(リンク)
特に
医療分野では以下の3点が重点項目となります。
1.医療職に関して
医師不足解消のための教育規制改革(特色のある
新設医学部、歯科医から麻酔科医へ)
救急救命士の職域拡大
2.外国人医師・看護師受け入れ拡大
3.医療行為の無過失補償と免責制度の導入
各々、立場によって温度差がありましたが、救命士問題では、私を含めてまったく異論なく大きく前に進みそうです。
会が終わり合同庁舎から出ると、すでに真っ暗です。国会周辺のイチョウも葉を落とし黄色い絨毯でした。そして、急ぎ帰郷です。