真っ暗でかつ霧の深い能登を早朝に出発して、小松空港に向かいました。いつもの能登有料道路の
松林も、
霧と
天空の三日月と
朝焼けの光でいつもと違うコントラストでした。
白山ももう真っ白です。
10:00から、
はあといん乃木坂で、
第43回 社会保障審議会医療保険部会
に、少子化対策としての
出産一時金に関する専門委員として参加です。この議論は今回が最後となり、来年度の厚生労働省の施策として盛り込まれます。まず
申請支払制度として、
1.直接支払制度の改善
支払いのさらなる早期化、手続きの簡素化
2.小規模施設等における受取代理の仕組みの制度化
3.直接支払制度等の実施の選択
4.その他
健康保険法第106条に係る支給調整の保険者間調整
などのついての報告がありました。私たちが主張していた
支払い早期化、手続き簡素化や小規模施設救済策、保険者間調整がしっかりと盛り込まれました。私から、総論だけではなく、
早い時期の施策の具体的明示を求めました。
また、支給額等に関しても、暫定額であった
42万円(うち3万円が産科医療無過失補償保険料)と現状維持に保険者が合意です。しかし、国庫助成金の明確な予算化を保険者側から要望されました。
これにて、地方の産科医療を行う病院代表としての役目も終わりました。しかし、新たな審議会入りの要請も・・・