今日の午前は
PHR(Personal Health Record)のあり方に関して、某社広報誌の取材です。さらに霞が関のいつもの某省で打ち合わせ。
そして、お茶の水の
ホテル東京ガーデンパレスにて
日本医療機能評価機構事業推進協議会
に石川県の事業推進委員に一人として参加です。
日本医療機能評価機構のコアミッションである
病院機能評価事業を中心に
河北博文専務理事、長谷川友紀執行理事、橋本迪生執行理事から現況説明があり、
受審促進と事業推進活動について協議でした。
一番の問題は、
今年度の更新辞退率が25%近くになりそうなことです。病院機能評価受審後に意味付が問題となります。そのためには、
診療報酬や資金繰り等といった経営上のメリットだけでなく、国民へ認定病院の質をアピールすることが必要です。また、中小病院向けの地域密着病院(仮称)といった評価類型、内部監査実施病院に対しての更新審査の簡素化などの改善案も出されました。
あくまでも自主的な
Peer Reviewである病院機能評価で質を語る前に、疲弊した地域の病院の経営改善、人員確保も大きな社会問題のようです。
さらに、今晩は日比谷のホテルを会場に
VHJ研究会
も開催されました。新年にあたっての各VHJ病院の取り組みなどを披露しあいます。私の方からは、
金沢大学とのがん診療や産科診療、ALSO-Japanを通した連携の話しの他、1月から機能強化した
けいじゅサービスセンターの話題などを披露しました。この話題に絡む
医療~介護~福祉をまたぐ地域包括ケアと国民総背番号の話で盛り上がりました。