(連日同じようなことを書いていますが、今日の思いです)
以下の文書を全日病、医師会の災害対策本部へ送付しました。
もはや平時ではなく有事です!
当院の福島部隊からの連絡でも、とにかく現地のインフラが問題です。特に、この寒さの中で電気や油が無いことは致命的です。これに関しては、どれだけ救護班を送っても解決する問題ではありません。また、原発問題を含めて、これだけ広域となると被災地の圏域での相互扶助も難しいと思います。
われわれがなすべきことは、患者受入や被介護者の受入を優先すべきではないでしょうか。地域では、県営住宅や市営住宅も空きがあり、少子化で学校にも保育園にも空きがあり、リーマンショック以来温泉地にも空きがあります。
インフラに乏しいところで頑張るよりも、インフラの整った他の地域に患者や被介護者を移送すべきです。あちこちに空港があるのですから、自衛隊、米軍の輸送機・ヘリを使えば可能なはずです。
また、
東北地方からの避難民の被爆一次検査病院が県から発表されました。まず保健所で相談の後以下の病院へということです。
能登;穴水総合病院、恵寿総合病院、金沢;金沢社会保険病院、加賀;公立松任石川中央病院、小松市民病院。
幸い当院は、PET-CTセンターと放射線治療等が別棟ですので、一般の患者さんと交差しないルートでマニュアル作成できそうです。
そして、(あまり自慢らしく書きたくありませんが、、、)本日の
北国新聞朝刊です。2月7日に亡くなった亡父の葬儀に寄せていただいた香料の一部や忌明けのおしるし分など800万円を
災害義援金に寄付させていただきました。故人ならば、同じことをしたと思います。ありがとうございます。