今日は早朝便で、春の光の中を
白山から、
朝靄と雲海に煙る美しい日本を眺めながら上京です。
桜も満開も過ぎた霞が関の
厚生労働省で、震災を挟みほぼ2カ月ぶりに開催された
第12回 チーム医療推進のための看護業務検討WG
に出席です。今回は
特定看護師(仮称)業務試行事業を実施する4つの医療施設と2つの養成機関からのプレゼンテーションでした。一般の看護師が施行できない特定医行為そのもの議論が後回しにされたまま、現場での業務試行事業にいささか違和感を覚えます。医師からの包括的指示のあり方と具体化について質問をすると同時に、権限と責任を明確にするのならば、ナース・プラクティショナー(Nurse Practitioner, NP)に相当する新しい職種を法制化すべきことをあえて申し上げました。
白熱?!の議論の後、厚生労働省の前に広がる
日比谷公園に向かうと、暖かい陽気の中で多くの人々が昼休みにくつろいでいました。そして木々はもう
新緑を迎えようとしていました。
午後からは、大手町の
日本経済新聞本社(写真左)で
産業としての医療ビジネスについて意見交換と打ち合わせ、さらに夕方からは本郷の
医学書院で
月刊『病院』の編集会議でした。編集委員の池上直己先生、猪口雄二先生がそれぞれ企画する本年10月、11月号の特集案を中心に議論を進めました。