今日も、まだ梅雨入りしていない曇り空の能登から、
東京・水道橋でした。
全日本病院協会で14時から20時まで3つの会議に出席です。
・第1回医療国際化事業検討委員会(写真左)
今年度から
、国際医療福祉大学の岡村世里奈・准教授と若手を代表して鹿児島の
社会医療法人緑泉会 整形外科米盛病院の米盛公治・理事長を迎えていわゆる
国際メディカル・ツーリズムについて検討です。昨年度から続く経済産業省、厚生労働省の事業について情報交換と検証、さらに来週公開される外国人患者の受入れマニュアルに則ったワークショップ開催情報、さらに日本医師化のアンケート調査結果なども検討です。
また、私の方から今後の日本のグローバル化に伴う交流人口増の下、健診や治療を求める外国人患者に対して最低限留意すべき8項目の『
全日病 国際医療交流受入れ病院指針(案)』を提示し、協議いただきました。
・第3回 総務・財務委員会
常任理事会や支部長会の議題の検討、若手経営者育成事業、WEB会議システムの導入、タイ私的病院協会とのMOUなどについて協議しました。
・第3回医療制度・税制委員会(写真中・右)
まず震災を経験して、これから政府へ要望する事項の検討です。被災した
石巻港湾病院の竹川節夫理事長、
星総合病院の星北斗理事長から意見のヒアリングの後、たっぷりと議論でした。そのなかで、現行の政府からの支援や福祉医療機構(WAM)の震災対策の貸し付けの他に
○震災で事業を継続できなくなった病院のM&Aに伴う規制改革の必要性
○職員を守るための雇用調整助成金のきめ細かな運用の必要性
○融資よりも補助金や雇用保険の積み増しの必要性
などが提言されました。
さらに、平成24年度税制改正要望の内容や医師臨床研修制度の調査の実施などが確認されました。