奥能登・穴水町の
恵寿鳩ヶ丘での診療と回診を終えて、車で数分の
能登空港に到着しました。空港には
七夕の飾り付けです。それぞれの思いを飛行機短冊に寄せていました。
2階出発ロビーには、
石川県能登産業技術専門学校の実習生による
『緑陰の茶香風』と題した茶席が設えられていました。
青竹が美しく光っていました。風雨の能登空港から今日も出発です。
23℃の能登から、35℃の東京・霞が関です。経済産業省別館を会場に
厚生労働省の
第1回 臨床研修制度の評価に関するワーキンググループ
に、地方の民間臨床研修病院の立場で参加です。このWGが
平成27年度からの初期臨床研修制度の見直しに向かって平成24年度中に親会議である
医道審議会医師分科会医師臨床研修部会に報告するこの制度の実施状況や地域医療への影響などの関する実態把握と、どこに問題があるかの論点整理を目的にしていることを確認します。
私からは、
平成21年度に行われた制度変更の評価の重要性を主張し、また、
現在60%の研修医しか利用していない卒後臨床研修評価システムEPOCの必須化とデータ利用によって、制度と実態の把握すべきことも主張させてもらいました。
さらに、委員からは国民目線に立って、「いい医療」の提供のために
卒前教育、初期臨床研修制度、専門医制度の三身一体の議論を求める声も上がりました。