今日も夏日の七尾は真っ青な空でした。午前の業務を終えて急ぎ上京です。古本市で賑わう新橋駅頭から、
航空会館です。
14:00から開催の厚生労働省の
第5回 医療計画の見直し等に関する検討会
に参加です。今回のテーマは
在宅医療の現状と課題等について
ということで、
現状と課題について:厚生労働省在宅推進室
訪問看護の飲み悩みに関するするデータ:日本看護協会
開局薬剤師が関わる在宅医療の現状と今後について:日本薬剤師会
在宅療養支援の実態把握と機能分化に関する研究:慶応義塾大学医学部 武林 亨教授
在宅医療体制構築に係る指針:国立長寿医療センター 鳥羽研二院長
がそれぞれ考えをプレゼンテーションした上でディスカッションです。
私からは
・医療法上、在宅医療は規定されているが、4疾病5事業に比し、医療機関も行政も、そして国民もなじみが薄い。
精神疾患を入れて5疾病6事業、あるいは5疾病5事業1在宅などときちんと明示し国の指針を示すべきである。
・現在11都道県でしか
医療計画に在宅の目標数値が規定されていないので、すべての都道府県に広げるべきである。
・その際には、介護との連携、医師・看護師・薬剤師の他
リハビリや管理栄養士による訪問なども入れ込む必要あり。さらに、効率性を求めて
高齢者住宅による集約化のあり方や、
家庭医・総合医の育成・活用なども検討すべきである。
・鳥羽院長の意見にあったように、
在宅医療イコール看取りではない。最終的な看取りは駆け込み寺的な急性期病院や地域一般病院だとしても、それまでの経過が在宅であるならな在宅医療による看取りとして評価すべき
などを述べました。