昨日から、
霰や雪交じりの雨が降る北陸らしいお天気です。
まずは、うれしいことがあります。12月14日に開催された
七尾市の建築審査会で警察、消防、道路管理、地元町内会の
四者協議終了・許可申請提出を受けて、いよいよ私たちが計画していた
上空連絡通路が認可されました。これによって、
新棟~3病棟~5病棟が市道を跨いで直線化することになります。
(写真右は完成予想図。縦型の窓と構造体が向こう側の視界をさえぎりません)
昨夜は19:00より
七尾美術館アートホールで
能登地域医療研究会 第9回学術講演会
の開催です。当院職員のほか能登地区の医療機関から多くの方に参加いただきました。
三林 裕・七尾医師会会長の開会の辞の後
まずは、
恵寿総合病院消化器病センター鎌田 徹副院長による
能登地域におけるがん診療連携について
です。
地域がん診療連携協力病院としての当院の現状とこれからの連携のあり方について講演です。
そして、
特別講演は
山﨑医院・山﨑雅都院長を座長に、
国際医療福祉大学大学院医療経営管理科分野責任者・高橋 泰教授による
来年度の診療報酬改定の動向と今後の能登の医療福祉を考える
です。日本の人口構造、そして高齢者問題から都市部と能登の人口構造や高齢者問題にふれ、これからの問題点を共有します。その上で、長いスパンとしての病床削減、在宅化の流れは一貫したものであることを確認し、
平成24年度診療報酬・介護報酬ダブル改定は
1.亜急性期(回復期リハビリを含む)や慢性期病床の整備
2.在宅との連携
3.高度急性期病床の切り出し
が鍵であると訴えます。