能登北部の病院と輪番で待機する当院や能登総合病院の
脳外科や神経内科の専門医間で
脳卒中患者さんのモバイル画像転送システムが今月末から稼働することになりました。
専門医が所持するスマートフォン(iPhone4s)へ紹介元病院から直接画像を送ることになります。2005年から始まった市立輪島病院と当院間の画像転送、2007年から始まった能登地域における脳卒中地域連携クリティカルパスの流れがさらに進化することになります。
昨日、18時から脳神経外科外来での取り扱い説明会が行われました。システム業者よりの説明あり、実際のCT画像、MRI画像を用いて、
院内からサーバーへの転送の操作方法(技師サイド、写真右)、
サーバーに転送された画像をiPhone4sを用いて行うダウンロード、画像選択、表示方法などの操作方法(医師サイド、写真左・中)を検証しました。
同じ昨日の医療情報紙の
MEDIFAXには、この4月からの
診療報酬改定について、日本病院会の堺会長と共に、恥ずかしながら私のコメントも掲載されています。
(下の画像をクリックすると拡大します)
そして、今朝、病院でいくつかの決済を済ませ、
小松空港から青空のもと白山を眺めながら(写真左)、上京です。
厚生労働省(写真中)での打ち合わせの後、水道橋の
全日本病院協会へ向かいます。
ここを会場に13:30から
四病院団体協議会総合部会
に出席です(写真左)。ここで、MEDIFAX同様、日本病院会の堺会長もご一緒です。
原発事故の対する公費負担医療制度の創設、東京電力の料金引き上げ、医療法人に対する規制のあり方など多くの議題で協議です。
さらに、16:30から、
日本医師会館(写真中)に場所を移して
日本医師会・四病院団体協議会懇談会
に出席です。政府などへの働きけ方について、意見のすり合わせを行いました。四病協総合部会での議論の他に看護職員の問題などについても話し合いました。