大雨一過、青空ですが、またまた暑い週明けの東京・霞が関です。10:00から
厚生労働省で
第26回チーム医療推進のための看護業務検討ワーキンググループ
に出席でした。今回も!
特定行為の実施体制と
カリキュラムについての議論です。
実施体制については、特定行為に応じた研修を受けて医師の包括的指示のもとで実施する看護師と医師の具体的指示を受けて実施する一般看護師についての議論です。この議論は、従来看護師が行ってきた
グレイゾーンを明らかにしてきました。すなわち、医師のみが実施可能な
絶対的医行為(A)、医行為ではない行為(D)を明らかにすることによって、それ以外をすべて包括的ないしは具体的指示で一般看護師が行ってよい行為と認めたことにもなります。その上で、
安全体制や研修体制の確立を求められることになりました。私は、包括的といえども、医行為は個々の患者さんに応じた具体的な指示が必要と考えます。そういった意味では、現実的に医師と看護師の個別の信頼関係で多くの行為ができるものと思います。
また、
カリキュラムに関しては、従来の大学院や認定看護師カリキュラムに加える部分のあり方が議論されます。
最初にカリキュラムありか、それとも実施体制に応じたカリキュラムにするかが議論の中心です。私は、後者のような気がしてなりません。