雨が降る昨夜の東京
丸の内仲通りはイルミネーションが美しく輝きます。もうすぐ、
ハロウィンですね。そして、今朝は重い雲がかかります。永田町から霞が関方面の雲は晴れるのでしょうかね。。。
10:00より
厚生労働省で
第8回 医師臨床研修制度の評価に関するワーキンググループ
に参加です。今回は、2組の参考人から、
諸外国における卒後臨床研修制度と
モデルチェンジした平成22年度からの医師の地域分布、さらに事務局からの提出された
論点骨子案の検討です。
諸外国との比較では、
必要とされる多様な臨床能力としてのコンピテンシーの教育、評価の方法を比較検討しました。海外では、病院規模での研修病院指定がないことを確認します。また、
医師の地域分布では、
平成14年の新臨床研修制度導入後、1,2年目医師の地方分散と3,4年目医師の医育機関都市への集中の傾向を改めて確認します。22年度の弾力化研修(いわゆる専門研修)以降の偏在の有無は不明です。
また、年末まで、今後3回の検討でまとめることになる
論点骨子案の検討では、
医師卒後臨床研修の「プライマリ・ケアの基本的な診療能力(態度・技能・知識)を身に付けることのできるものでなければならない」という基本理念を確認した上で、
・EPOCを利用した研修内容の評価は、国民に分かりやすく将来的に
国や英国のGMC (General Medical Council) 的な機関が認証すべきであること。
・平成22年度から導入された
弾力化研修は、この会のこれまでの客観的データから弊害しか認めず。プライマリー・ケアの習得の観点から
再検討すべきであること。この際必須7科目の期間や習得法については弾力的に扱ってもいい。
・同じく平成22年度から基幹型病院の条件に導入された
「年間退院患者3,000人以上」条項も、この会のこれまでの客観的データから意味がないことから、
廃止すべき。
を主張しました。