昨日は、夕方の病院運営会議の後。
産業技術総合研究所が、法人の
介護老人保健施設・和光苑をフィールドにして実証中の
スマホやタブレットを用いた申し送り実験の経過報告会が開催されました。会議室内で、実際を仮想した環境を作り、幹部職員が手にとってその使い勝手を試します。
スマホやタブレットならではの、
写真機能、ボイスレコーダー機能、予測変換機能などに加えて、その
携帯性、即時性を十二分に活用したシステムとなりました。実際に、
申し送り時間や書き込み時間も短縮され、効率的な介護を提供できそうな仕上がりです。さらに、作業効率ばかりではなく、
経験者のベストプラクティスを学習することや音声入力システムなど、もっともっと拡がりを見せそうなシステムでした。
病院スタッフも感心しきりでした。
そして、粉雪舞う寒い早朝に七尾を出発し、小松空港経由で晴天の東京です。
霞ヶ関の厚生労働省で
臨床研修制度の評価に関するワーキンググループ
に参加です。今回が最後のWGとなります。今後の議論の場は、医道審議会医師分科会医師臨床研修部会となり、
このWGの意見整理を踏まえて平成27年度からの新しい医師臨床研修制度の枠組みを決定します。
さらに、午後は
四病院団体協議会総合部会、日本医師会と四病院団体懇談会
と続きました(写真は総合部会)。中医協の報告から、
医療経済実態調査への対応、病院の機能分化の話、医療安全の仕組みなど懸案事項を協議しました。