今日の七尾は曇り空ながら、冷え込んでいます。朝9時から、
七尾サンライフプラザ大ホールを会場に、年2回行っている
第5回董仙会TQM発表大会
の開催です。20数年続いたTQC大会から、新生TQM大会となり運営、発表もこなれてきています。
今年度テーマは
1. シンプル ~患者・利用者によりわかりやすく~ ~職員の業務軽減を目指して~
2. けいじゅヘルスケアシステムとしての機能強化 ~連携~
です。私の
開会宣言の後、「連携①②」と「職員の業務軽減を目指して」の3つのセッションに別れて、
14テーマの発表です。
連携の部では、
医事課・医療秘書課・医師・地域連携室が
紹介率、逆紹介率アップに向けた取り組みです。事務主導で、大きな成果を上げています。
昨年組織として新設した
医療秘書課によるテーマ
医療秘書課の業務確立~医師事務作業負担の軽減~
では、
年間4,200件あまりの書類作成件数と、スキルアップ、業務量増強の計画を示し、
「補助者ではなく一人のメディカルスタッフとして専門性を追求することを今後の目標」と宣言します。
同じく昨年新設した
看護秘書課によるテーマ
看護職が専門性を必要とする業務に専念できるように~看護秘書の部署外への応援体制の確立~
でも、
看護業務を看護師がしなければならない業務とそうではない業務に仕分けし、後者の受け入れのための体制の整備状況を報告します。
各々のセッションでのディスカッションの後、今回は内部の
特別審査員として、病院のクリティカルパス委員会を引っ張る川村研二泌尿器科長が、インターネットや文献から得ることができる改善について紹介しながら講評です。
最後に、
山本 達病院長が
ホスピタリティーとサービスの違いを考えることの重要性を語りながら
閉会宣言でした。
果敢に改善活動に挑戦し、参加した職員の胆力に感謝です。