緑は濃く、春の花々が咲き誇り、初夏のような日差しの福岡天神です。
福岡天神センタービル(写真右)を会場に
JBHC医療総合セミナー2013 in 福岡
に参りました。
九州ばかりではなく、関西の医療関係者も参加しています。また、講演会場の隣室では
「Medical Vision 」という名のもとで統合された電子カルテや医事会計、レセプト、画像、その他医療情報システムなど、さまざまなITソリューションのデモブースが開かれています。遠隔会議や遠隔診療に使えるシステムなども詳しく見せていただきました。主催者側のJBCCホールディングからの説明の後、講演会です。
■ 講演1 「医・産・学の人材・情報・技術交流が医療経営の基盤を強化する」
講師:社会医療法人財団董仙会恵寿総合病院理事長 神野正博
ここで、
人口減、高齢社会における本質と改革の方向性を検証しながら、
患者満足や職員満足というキーワードで
「学」と連携したシステムや
安心というキーワードで
「地域の産業」と連携するシステム、そして
住や職というキーワードで臨む
新たな事業などのお話しをさせていただきました。
■講演2 「これからの医療を考える」~社会保障と税の一体改革を踏まえて~
講師:一般社団法人シルバーサービス振興会理事長・元厚生労働事務次官 水田邦雄氏
麻生政権時代の保険局長として、小泉、福田政権から連綿と今に続く流れを語ります。政権が変わろうとも、
消費税増税までの一連の流れを俯瞰的に示し、その流れの延長としてのこれからの方向性を示していただきました。
久しぶりに聞きごたえのある内容でした。