昨日とは打って変わって、
青空の東京でした。やはり
新緑は青空に似合います。午前は、
城山トラストタワーから
丸の内で、
安倍政権の新成長戦略などについて意見を交換させてもらいました。
特に
日本の医療を海外に売り込む戦略に関して、その戦略をどこに絞るべきか、すなわち
富裕層路線ではすでに市場が形成され、強敵が多過ぎることなどをお話しし、それよりも国内の特区を拡大してでも、日本の強みとなり得る
再生医療に注力すべきことなどを意見を述べました。
そして、14時には、霞が関に移動です。
厚生労働省にて
医道審議会医師分科会医師臨床研修部会
に出席します。関連団体として
日本小児科学会、日本産婦人科学会、精神科七者懇談会は、それぞれプライマリーケアにおける重要性を主張します。加えて、
日本医師会は、医師養成についての提案を紹介します。
大学関係者、日本医師会からは一貫性のある医学部教育によりプライマリケア臨床能力習得させることで、3科(内科、救急、地域医療)1年と専門医研修の
弾力化プログラムを主張します。これに対して、私からは
学生の医行為実施に関する国民的理解と制度改革、さらに国家試験改革なくして、弾力化プログラを推し進めることは飛躍であると主張します。
また、今回の主題である
基幹型臨床研修病院の基準として、単に
退院患者数のみで評価するのではなく、本質的な病院機能の評価(日本医療機能評価機構等による認定)を前提にすべきことが同意されます。