すっかり
緑が濃くなった能登から東京です。
夏のトップ・マネジメント・セミナー出講の打ち合わせの後、14時からまたまた
厚生労働省で、
第2回 医道審議会医師分科会医師臨床研修部会
に出席です。今回は、まず
病院団体からヒアリングということで、私も力を抜いて拝聴です。
日本病院会からは福井次矢参考人が
7科必須の必要性を、
全日本病院協会からは星北斗参考人が
地方の中小病院でも教育に情熱を燃やし歯を食いしばっている現状と、全日病指導医研修会を通した臨床研修病院間の価値観の共有化のお話しをいただきました。
そして、今日の議題は
臨床研修医の定員、地域枠学生の取り扱い、病院群のあり方がメインテーマとなりました。
定員では、平成26年3月で切れる
激変緩和措置廃止が了承され、新たな条件を付加せず様子を見ることとなります。現行の1.23倍は幾分か下がることで一致し、具体策は今後も継続的な審議となります。
地域枠学生の扱いについては、
マッチングの枠内とすることで一致です。
病院群の扱いについては、指導医が配置され、きちんとした研修内容の評価があれば、
広域病院群もありであり、また
退院患者3,000以下の病院でも同様の扱いとすることでほぼ一致となりました。