昨日、
梅雨入りした東京は、湿気を含んだ重たい大気が街を覆っています。汗かきの私にとって嫌な季節ですが、公園の木々はみずみずしく、活き活きとしています。
今日は、10時から
厚生労働省で
中央社会保険医療協議会診療報酬調査専門組織
平成25年度第2回入院医療等の調査・評価分科会(議事次第へリンク)
に参加です。前回は大荒れだっただけに、やや緊張して会場入りです。
高齢社会を迎えて、「治す、救う」医療から「支える、癒す」医療へのパラダイムシフトが示されました。しかし、あくまでも入院医療を担う病院は「治す」医療であり、Careの部分は介護や在宅医療であるはずです。そのような場で「治す」医療が必要になった時に、病院がバックアップするものであり、そこで急性期や患者像によっては亜急性期が担う役割があり得るという見方を示しました。
今回は
亜急性期病床、回復期リハビリテーション病床についての議論です。
亜急性期入院管理料取得病床が少ないことで、委員からは不要論まで飛び出します。しかし、その議論は中医協総会案件であることを確認します。亜急性期医療に求められる機能について
①急性期からの受け入れ
②在宅・生活復帰支援
③緊急時の受け入れ
という事務局提示を支持した上で、
各々について患者像に基づく議論が必要だと主張しました。
その後、午後には、水道橋に移動して
全日本病院協会正副会長会議
に出席です。私が出席した会議は保険局の会議ですが、西澤会長が出席した医政局の会議、
第6回病床機能情報の報告・提供の具体的なあり方に関する検討会でも、亜急性期医療が議論されたことを知りました。本質的には、診療報酬(保険局)、医療制度(医政局)の議論リンクしているだけに同じ土俵でされるべきとも思いました。