緑濃く、
紫陽花が盛りですが、暗く重い梅雨の空の
日比谷公園から
厚生労働省へ向かいます。
医政局での打ち合わせの後、10:00から
平成25年度第4回診療報酬専門組織 入院医療等の調査・評価分科会
に出席します。今回の検討事項は、「
診療報酬点数表における簡素化の検討」です。
まずは、前回の診療報酬で
算定割合が高い栄養管理実施加算と褥瘡患者管理加算を入院基本料に包括したことに対して検討です。概ね病院においては影響は出ていないものの、有床診療所における管理栄養士配置(非常勤でも可)については、配置未達の状況が確認されます。有床診の個々の状況によって病院との連携も視野に入れるべきとの意見も出されます。
また、次に、
HIV感染者療養環境特別加算、緩和ケア診療加算などの算定回数の低いとされた加算についての検討です。いずれも実態として必要な医療提供で加算が行われており、
廃止の対象とはならないことを確認します。
そして、急ぎ七尾に帰り、17時から、市内の
番伊で
平成25年度 社会医療法人財団董仙会 理事会・評議員会
に理事長として臨みます。今回の議題は、主に
平成24年度の事業報告と決算報告です。昨年度を振り返ると、医業収入そのものはのび悩みましたが、業務の見直しや経費削減の効果が大きく、
過去最高益を計上することができました。
新棟建設を控えほっとします。そして、
人口減の地方においても、交付税など補助金にたよらず救急から先進医療医療を含めた地域医療を持続していく心意気を見せていこうと思います。そして、
医療・介護を通して地域の振興に協力していきたく思います。