今にも雨が落ちそうな、モイストな大気の中、
厚生労働省で
第33回 チーム医療のための看護業務検討ワーキンググループ
に参加します。第1回は2010年5月です。足かけ
4年目となり、議論は終息の方向に向かいつつあります。
今回は、
「特定行為に係る看護師の研修制度(案)」をふまえた具体的な内容の検討ということで、
①要検討行為の検討結果(案)について
②指定研修における領域・行為群(案)について
検討しました。
①に関しては、これまで特定行為としてきたのは29項目でした。これに今回27の項目のうち、
13項目が追加されます。追加にあたっては名称や病態の変更(例えば、慢性血液透析から急性血液浄化に変更や血糖値のスライディングスケールから「病態に応じたインスリン投与量の調整」など)もより現実的、
現場に即した観点からなされます。
また、②に関しては、
1階部分である必要な共通知識・技能の習得に加えて、2階部分の各行為群の習得の方策について議論されました。
急性、亜急性、慢性と言った領域別にすべきか否かという議論で、領域にこだわらない行為群の積み重ねを主張しました。
そして、急ぎ七尾に帰り、こちらでも
現場です。新棟建設・既存改修のためのコンストラクティブマネジメント(CM)担当者から設計、施工者、病院関係者が七夕飾りの現場事務所に集まり、月に一度の
総合建設会議
の開催です。工事の進捗のほか、追加工事の必要性、懸案事項の検討と理事長として決済です。
さらに、ヘルメットをかぶり
現場視察です。内装もずいぶん出来上がってきています。
初めて、7階に相当する
屋上ヘリポートに上がります。かさ上げ工事もあり、8~9階に相当するかもしれません。ここから、夕方の七尾市街地のパノラマを眺めます。