山口・島根の豪雨被害に遭われた方には、お見舞い申し上げます。また、一昨日は石川県内の
小松周辺も観測史上初めてという豪雨でした。こちらは、物的被害はありましたが、人的被害がなかったことに安堵します。
今日も早朝に起き、その
小松から上京です。湿気をたくさん含んだ空気が大地を覆います。残雪が残る
白山(写真中)から
富士山を眺めながらの安定したフライトでした。
1日で朝から夜まで3つの会合に出席します。もちろん、メインイベントは、14時から
厚生労働省で開催された
平成25年度第7回診療報酬調査専門組織(入院医療等の調査・評価分科会)
に出席です。
今回は、これまでの議論を整理し
中医協総会に答申すべき中間取りまとめ(案)についての協議です。
特に、
「7対1入院基本料のあり方」と「亜急性期入院管理料等の見直しについての影響」が議論の中心となります。
7対1入院基本料のあり方では、前回同様に
7対1病棟を「複雑な病態を持つ急性期の患者に対し、高度な医療を提供すること」と定義するならば、
入院基本料を病院単位にするか病棟単位にするかの議論が必要であること、
特定除外制度を廃止する議論や短期入院による手術や検査を在院日数から外す議論は乱暴であり、All or Nothingではなく、この会議で現場に則した項目ごとの検証が必要であると主張しました。
また、新たなPost-acuteとSub-acute、さらには在宅や施設の支援を謳う
亜急性期入院管理料に関しては、全日病で調査した地域一般病院の病院像と同様に
軽度急性を担うSub-acute部分は急性期の一類型であり、急性期とは別な枠組み化には反対しました。
各項目に、医療界側も入り乱れて賛否が交わされ、最終決定は中医協総会で決定される方向性となります。