今日も早朝の七尾を出て、空の上に上がります。もこもことした
夏の雲海を見ながら上京です。
厚労省での打ち合わせの後、13時から
三田共用会議所で開催の
第4回 がん診療提供体制のあり方に関する検討会
に出席します。4月のこの会の中間とりまとめを受けてワーキンググループで検討が重ねられていました。今回は、その報告を受けての検討です。
がん診療提供体制を
患者さんに分かりやすいシンプルな制度にすること、情報の可視化を目的に検討が加えられました。
国立がん研究センター~都道府県拠点病院~地域拠点病院~地域がん診療病院の階層化を図った構造となります。都道府県拠点病院(都道府県にひとつ)、地域拠点病院(2次医療圏にひとつ)の要件は大幅に強化され、新規の地域がん診療病院は拠点病院がない医療圏で、拠点病院とのグループ化を担保に指定することになります。
要件についての意見交換がなされる中で、
相談支援体制の充実や
医師以外のコメディカルの要件のあるべき姿が議論されます。また、私からは、
拠点病院に臨床研究機能や公衆衛生データの収集機能の充実を明示した要件化することを確認し、多くの賛同を得ました。
さらに、終了後、溜池の
ANAインターコンチネンタルホテルに移動です。ここで、旧知の
慶應義塾大学の森川富昭・准教授が中心の
病院CIO研究会が企画した
CIO研究会ワークショップ 第1回エグゼクティブイノベーション会議
に出席です。官民のICT系のお知り合いが多数参加です。そして16時30分から私のセッション
医療経営と規制緩和
です。約30分お話しした後、たっぷりと質疑の時間をとっていただきました。
ICTの話しに加えて、
医療と地域振興、成長戦略と規制緩和の話しまでさせていただきました。懇親会も含めて参加企業の方の取り組みも伺い、クローズドな会議ならではということで本音で語り合うことができました。ありがとうございます。