全日本病院協会大会議室では、昨日に引き続き
病院職員のための認知症研修会 2日目
が開かれています。今日は
グループワークです。
プライマリ・ケア検討委員会委員の
小川聡子先生のオリエンテーションの後、海上寮療養所に所属し、内閣府障害者政策委員会委員の
上野秀樹医師、国立東京医療センター総合内科の
本田美和子医師を講演者、ファシリテーターとして、また4人の看護師・ケアマネジャーさんのお手伝いをいただきながら、
認知症と現場の問題について、フランスで確立された
ユマニチュードも紹介しながらのグループワークです。
ユマニチュード実践のビデオで認知症の診療・看護・介護の常識が覆されます。患者さん目線で、正面から、声をかける基本から学習です。
そして、私は中座し、
厚生労働省に移動します。10:00から、
平成25年度 第7回医道審議会医師分科会医師臨床研修部会
に委員として参加します。平成27年度見直しに向けた議論も大詰めですが、
医師臨床研修の到達目標、それに伴うプログラムの内容、さらに評価方法などについては、卒前教育や医師国家試験のあり方の見直しの議論等もあり、
平成32年度へ先送りの形となります。これに対して、新たな議論を進めるワーキンググループの編成とそこでの議論は平成27年度以前から開始するよう意見を述べました。
その他、基本理念に書き込まれている『プライマリ・ケア』の文言について委員の見識と常識のもとで存続を訴えました。