今日も恵寿鳩ヶ丘での診療、回診を終えて、能登空港より飛び立ちました。秋の澄んだ空気の中で上越から北関東の山々、そして関東平野を眺めます。東京上空は薄雲に覆われ、その
雲海のはるか向こうに富士山を見てとれました。
14:00から永田町の
全国都市会館で開催された厚生労働省の
平成25年度 第9回入院医療等の調査・評価分科会
に参加します。
今回の
検討項目は、
①平成25年度調査について
②一般病棟入院基本料、亜急性期入院医療管理料等の見直しについての影響について
③一般病棟における7対1入院基本料の算定要件の見直しに係る経過措置について
④入院医療や外来診療の機能分化の推進や適正化に向けた検討
です。②では、13対1,15対1病棟において前回の診療報酬改定で実施された特定除外項目廃止の影響を。③では経過措置実施後の影響調査の結果です。これら項目について、大きな反論はないものの、
後に控える7対1、10対1病棟への影響を見据えた議論の攻防でした。私からは、もともとpost-acuteやsub-acute機能を持つ13対1,15対1病棟における前回改訂による急性期の受け皿機能の低下を危惧し、
急性期病棟における特定除外項目の廃止にあたっての慎重な議論を求めました。
また、
初めて外来機能に関しての検討となった④においては、
大病院の外来抑制と機能分化を支持しながらも、その紹介率、逆紹介率のキャップの設定に、詳細な分析を求めました。