今日も夏のような日差しの下、
日比谷公園の噴水も涼しげです。唯一、厚生労働省玄関横の
金木犀(写真右)の花と香りだけが秋を知らせてくれています。
10:00より、
厚生労働省講堂で、
第10回 入院医療等の調査・評価分科会
に出席します。この会は、
入院医療等について前回の診療報酬改定についての影響の調査と新たな指標導入に向けての実態調査を評価する分科会です。調査票作成時点から、調査対象にとっては極めて複雑で手間がかかる調査だけに客体数については懸念を表明していましたが、やはりn数がわずかであること、答える余力のある病院の偏りもあったようです。
さらに、2号側である医療団体代表同士が7対1病院、10対1病院を減らすべきか、いまやそれが一般急性期病院の標準であるとするかで割れているという状況下での論議です。
そんな中、今回は中医協総会に諮問する
最終取りまとめ案についての審議となります。中間とりまとめ以降の平成25年度調査についての議論ということです。特に、
13対1,15対1入院基本料算定病棟での特定除外制度の見直しの検証では、引き続きウオッチする必要性や
外来の機能分化における紹介率算定方法の標準化を主張したにとどめました。
また、委員から、詳細調査でこのようなアンケートに頼ることなく、レセプトという
ビッグデータを解析すべしという意見も出されました。
以下に前回の
第9回の分科会の模様についての
全日病ニュース10月15日発行予定号の記事を紹介します。このニュースは会員向けですが、他の団体にない即時性が特徴です。