本館ヘリポートを
上空から鳥瞰する写真をいただきました。ヘリはこういう視点で降りてくるようです。
今日は台風の進路が気になる小雨の中、10:00より霞ヶ関・
厚生労働省にて
第9回 医道審議会医師分科会医師臨床研修部会
に出席です。
平成27年度からの医師臨床研修制度の見直しも、最終報告の段です。最終的なチェックで文言もほぼ委員間で合意です。その中で、今回
都道府県募集定員の上限の見直しで、上限を研修希望者の1.2倍とし、地理的条件等ということで高齢化率、人口当たりの医師数という指標を加えて、各都道府県に割りふった実数が示されます。これまで十分に検討した指標をもとにした計算式で、京都府のみの上限が平成25年採用実績をわずかに下回ります。ここで特例を作るか否か、私も他の委員も悩みますが、あくまでもこれままでの議論の結果ということで承認します。今後、パブリックコメントを募集することになります。
次に14:00から四谷駅前の
スクワール麹町で、
外国人患者受入れ医療機関認証制度 第2回推進協議会
に全日病の代表として参加します。現状として、実際の外国人受け入れは在日外国人がほとんどであり、医療や健診目的で来日する外国人はわずかであることが示されます。
厚生労働省から対外投資を呼び込む際の障壁の中の大きな要素を占める
外国人の日本の医療に対する不安を取り除くことは、日本の医療制度の本質的な問題であり、
日本医療のプライドとしてこれに取り組むべきことであるという認識が示されます。そして補正予算、来年度予算で医療通訳育成や病院における表示・マニュアル策定等に補助金を付ける用意があることを紹介します。
その後、
全日本病院協会の正副会長会議を終えて、16:30よりさらに本郷真砂坂上の
医学書院へ向かい、
月刊『病院』編集会議
に出席です。私が企画を担当する来年4月号の特集では、
看護補助者の活用を看護系雑誌ない病院の視点で組み立てます。