27日午後には、また上京です。水道橋の
全日本病院協会会議室で開かれた
四病院団体協議会 平成25年度 第8回総合部会
に参加です。来年度の診療報酬を協議する
中医協報告や医療法改正に絡む
社会保障審議会医療部会、四病協内の各種委員会の報告と協議が続きます。
特に、
第260回中医協総会では四病協案として
医療提供体制のあり方
~地域包括ケアシステム構築に向けて~
四病院団体協議会 追加提言
(同提言PDFへリンク)
が提出されました。今、議論されている亜急性期病棟について、もし保険局医療課が唱えるような軽度急性期機能と回復期機能を持たせるならば、新たに急性期病棟と回復期病棟を合わせ持つ
病院類型のひとつとして
地域医療・介護支援病院(仮称)
を規定すべきという提案となります。
さらに、この
中医協総会(リンク)には、改定にあたっての
1号側見解とともに
2号側見解が提出されています。
昨日・今日の能登は大荒れの天気のようですが、東京は
晴天です。都心の
日比谷公園はまさに
錦秋です。
10:00から、公園の先の
霞ヶ関・厚生労働省にて
第10回 医道審議会医師分科会医師臨床研修部会
に出席です。今年2月より始まった
2015年度からの医師初期臨床研修制度の見直し案についての協議は10回目の今回大詰めを迎えます。11月の前半にホームページ等を通して募集したパブリックコメントを参考にしながら、最終調整です。
中でも、議論の多かった
研修医募集定員、地域枠の扱いについて調整となります。募集定員は、唯一新しい募集定員が平成25年実績を下回った京都府に、「医師の基本的診療能力の修得を目的としながらも、、、地域医療への配慮」ということで『激変緩和の補正」として、今回限りの
特例措置を決めます。
また、地域枠、特に他都府県の大学で養成している地域枠学生にかかる募集定員の取り扱いについては、未だ本格的に始まった平成22年入学学生が卒業していないことから、平成27年度のマッチング状況をみての審議となります。
ほぼ、見直し案の審議が終え、
最終報告書(案)への、委員全員の合意が形成されました。