昨夕は、
金沢大学第1内科の金子周一教授をお迎えします。回診で専門の肝臓疾患の患者さんを診ていただいた後、
本館多目的ホールを会場に、
内科医としての医師生活
という演題で、主に研修医を対象に講演いただきました。私も金子教授と同世代。この
医師になってからの30数年で、変わったことも多いものの、医師として変わらないことも多かったことを気付かせてくれる講演でした。
そして、今日は降りしきる雪の中、
小松空港に向かいました。
冬型の気圧配置です。いつものことながら岐阜上空で、きれいに厚い雲が切れます。富士山や三原山を見ながら上京です。
青空のもとの
日比谷公園のまだまだ美しい
紅葉を愛でながら、
厚生労働省です。ここで、
原医政局長、全日病正副会長で、全日病ニュース新春号に向けての座談会の収録でした。特に、医療提供体制としての
地域医療ビジョンでは、
地域包括ケアの担い手としての急性期を持つ回復期病院の位置付けについて意見の一致を見ます。さらに、来春の医療法改正に向けての医療従事者の問題、地域のステークホルダーの問題などで意見を交わさせていただきました。
ここでも、
変革せねばならない体制と変える必要のない価値観の理解があって、初めて前に進むように思いました。