今日は福岡に参りました。時間の都合で午前には福岡空港に降り立ったので、まだ梅の蕾が固い
太宰府天満宮へご挨拶です。
平成26年度(2014年度)の診療報酬改定について、昨日1月29日の中医協で短冊と呼ばれる
個別改定項目が明らかになりました。
中医協総会「個別改定項目について」資料へリンク
診療報酬マイナス改定の中で、
急性期病床を少なくして、それを財源に地域包括ケア病棟と呼ばれる亜急性期病棟や在宅への加算を目論んでいるようです。
そして、この
短冊が発表され、診療報酬の流れが注目される中で、福岡の
JR博多シティ会議室で開催された
福岡県私設病院協会が主催する研修会に講師として招聘されました。
診療報酬改定から始まる病院機能分化と地域包括ケアのあり方を考える
と題して講演です。
さすが、時期が時期だけに200人以上が参集、超満員です。昨年、委員として参加した(
中医協)診療報酬調査専門組織 入院医療等の調査・評価分科会委員の議論を紹介しながら、短冊の戦略的意味を解説です。
加えて、
医療法改正による病床報告制度と地域医療ビジョン策定の流れが
診療報酬改定と相まって、
今後の地域医療提供体制、地域包括ケアの方向性についてどのように影響するか私見を述べさせていただきました。