週末は、土曜日の
全日本病院協会の学術委員会、常任理事会、病院のあり方委員会で、例によって朝10時から夜までの会議で頭を使いまくりでした。
そこで、昨日は帰郷前にちょっとだけリフレッシュということで、新緑がまぶしい
上野公園・国立科学博物館で開催されている
江戸の医から、未来を眺める展覧会
特別展 医は仁術(リンク)
を見に行ってきました。
iPS細胞やSTAP細胞の時代だからこそ、原点に戻ろうということでしょうか。一杯の観客でした。
主に、
江戸時代の医学書、薬学書、解剖図や花岡青洲の麻酔書、そしてシミュレーション用の教材、患者用の啓蒙ポスター(浮世絵)なども並びます。
その中で、一昨年の11月に
大分県病院学会(2012年11月11日のブログへリンク)に伺ったときに紹介され、是非とも原典を見たかった、旧中津藩・藩医の
大江雲澤による
醫 不仁之術欲務為仁
医は仁ならざるの術、務めて仁をなさんと欲す
(「医は仁術なり」と思い上がることなかれ。医師たるもの、努力して「仁」に勉めなければならない。)
の書の現物に出会いました。思えば叶うものです。
今日は雨の北陸です。13:30から金沢の
石川県地場産業振興センターで
平成26年度 医商工連携促進協議会総会
に団体会員として参加します。国の成長戦略でも注目される健康・医療分野に
石川県産業創出機構としても大きな期待を置きます。平成25年度は、アドバイザーによるマッチング事業が行われました。
技術と市場が融合してこそイノベーションが生まれるという考え方の下で、金沢大学や金沢医科大学とのマッチングフォーラムが開かれました。
今年度に向けて、
高齢社会における地域包括ケアの考えによる新しい暮らしのビジョンとコンセプトの形成によって医療~介護市場での新しいマッチングのあり方が提案されます。
その後、医商工連携アドバイザーである
牛島良介氏による
医療機器開発参入セミナー
が行われます。医療機器開発にあたって
機能、操作性、性能、表示性・視認性の必要性を語り、実際にご自身で開発した機器の実例とそこに至る過程を中心にお話しです。