昨日は、
東京青山の国際医療福祉大学大学院 戸田ビル4F ホールで、
HealthCare Innovation21 研究会主催の
地域包括ケアシステムシンポジウム
に出講です。
講演1.2025 年へのロードマップ~地域包括ケアと医療介護総合確保法について~
国際医療福祉大学大学院 武藤 正樹 教授
地域包括ケアをめぐる諸制度を概観した後、
地域包括ケアシステムを支える3つの新規サービスとして、
①24時間対応の定期巡回・随時対応型訪問介護看護
②認知症の人にやさしい複合型サービス
③サービス付高齢者向け住宅
をあげます。さらに、
地域包括ケアによる地域開発への展望に触れます。
講演2.「健幸長寿社会を創造するスマートウエルネスシティ」の取り組みついて
筑波大学大学院 人間総合科学研究科 久野 譜也 教授
元々健康に関心のある人に、予防・健康教育をするのではなく、
健康に関心のない人も日常生活を営むことで健幸(健康で幸せ)にするといったこれまでにない発想で、
Smart Wellness City構想を推進します。それに賛同する進取の自治体と共に実施する考え方と、その展開をお話し頂きました。
講演3.恵寿総合病院を中心にする地域包括ケアシステムについて
恵寿総合病院 理事長 神野 正博
私からは、地域包括ケアの現状と今後の展望を踏まえた当グループにおける医療~介護~福祉サービス統合の実践と展望を紹介させていただきました。
パネルディスカッション モデレータ:国際医療福祉大学大学院 武藤 正樹 教授
たっぷりと時間を取って、演者間、フロアの皆さんと意見交換をさせていただき、新たな気付きもたくさんいただきました。ありがとうございます。