昨日の当院は大雨の中、西から東から千客万来でした。午前は京都、岐阜からのお客様でした。そして16時から
シーサイドホールでは昨日から院内各所でミニコンサートを開いていただいていた
聖路加国際病院緩和ケア病棟でホームコンサートを定期的に開催しているボランティアグループによる
第3回 心のコンサート
です。
コンサート開催時には昨日からの大雨も上がりはじめ、次第に青空が顔を出し、
上質な音色と歌声で癒されたころには、すっかり空も心も青空になりました。
今年で3年目と恒例行事になりました。東京からのお越しありがとうございます。そして、調整いただく緩和ケア科の高藤医師に感謝です。
2つの会議を挟んで、19時からは、
講堂で、
アメリカの家庭医療制度とその研修~最近のアメリカの動向から日本が学ぶことは?~
と題して、
南イリノイ大学でレジデンシーを終了して帰国したばかりの米国家庭医療専門医の植松東宏先生の講演です。医師、研修医ばかりでなく、医学生も聴講です。
アメリカ医療は決して万人にやさしい医療ではありません。しかし、医師の研修体制には一日の長があります。しかし、植松先生は冷静な目でその良い点ばかりではなく悪い点をしっかりと報告します。
恵寿総合病院における医師臨床研修のあり方を考えると同時に、厚生労働省で医師臨床研修の在り方を論議している委員として大変参考になりました。