昨夜半から、大荒れの七尾です。日中には、
霰が降ります。その中で、病院は外回りの多くの職員に支えられています。
今日も千客万来でした。そして、18:30から、
WEB会議システムを利用して、
全日本病院協会の
プライマリ・ケア検討委員会
に出席です。
東京の協会と
鹿児島、
七尾を結びます。私は、iPad miniとWiFiと鮮明な画像と音で、臨場感十分です。
中身でも、2月に開催する
病院MSW研修のグループワークのテーマ等のプログラムの検討や11月5日に
OECDから出された日本の医療の質に対する提言などを議論します。特に後者では、日本の医療の(財政問題を勘案した)これからの持続可能性にプライマリケアを強く推し進めるように求めています。
OECDニュースルーム、OECD医療の質レビュー 日本(PDF)へリンク
OECDの提言
・日本の急速な高齢化を考慮すると、予防的及び包括的な高齢者ケアに向けた明確な方向性が必要である。これにおいては、日本で明白なプライマリーケアの専門がないことに対処することが 重要である。
・日本の病床数を削減し、急性期後の患者のために介護施設や代替施設を整備するべきである。患者を急性治療から地域の環境に効果的に移行するために、ケアコーディネーターの役割を構築することは役立つだろう。
・精神医療においては、地域社会でより幅広いサービスが利用できるようにして、患者中心のケアを促進させるべきである。サービス利用者の意見が聞かれ、政策に反映される方法を確立することは急務である。