先週末の長野の地震は、防災意識と地域での共助の必要性を改めて感じさせてくれました。今日の午後には、曇り空の中、
石川県の防災ヘリコプターが
本館屋上ヘリポートに飛来です。
七尾鹿島消防本部・石川県消防防災航空隊と合同にて、災害時の緊急転院搬送を想定した「
救急連携訓練」を実施しました。
そんな便りを聞きながら、私の方は早朝の七尾を出発し、日帰り出張です。先週に引き続いて、10時より
厚生労働省で開催された
第5回 医道審議会保健師助産師看護師分科会 看護師特定行為・研修部会
に出席です。まずは、
特定行為として積み残しの気管内挿管、抜管、胸腔ドレーン抜去、心嚢ドレーン抜去の4項目について議論です。2つのドレーン抜去については、場を設定する修正案で学会も委員も了承とします。最後の2項目は、修正案も出されますが、一部の委員の異議で紛糾し、さらに次回へと持ち越しとなります。
また、今回は
特定行為研修の内容について案が示されます。シラバスがはっきりしない中、全員の受講が必須の共通科目研修414時間に異議続出です。私も地方の医療現場の看護師でもe-ラーニングを含めて働きながら、学習するにはあまりに長すぎることを主張しました。医療安全などには十分時間を取る必要がありますが、病態生理など基礎知識は看護教育でなされているものと思えてなりません。