3月の初めの今日は冷たい雨の東京です。
全日本病院協会大会議室にて、私が企画した
2025年に生き残るための経営セミナー 第8弾
地域医療構想(ビジョン)策定に病院はいかに対応するか
が開催されます。このシリーズの特徴は何と言ってもたっぷりとした質疑応答時間です。今回も、地域医療ビジョン策定の政策決定の渦中にあるお二人の講演と50分の質疑応答で、ニュース記事では読み込めない本音に迫ります。
講演:「地域医療ビジョン策定の意義」
厚生労働省医政局地域医療計画課 課長 北波 孝
講演:「地域医療ビジョン策定ガイドラインの実際と病院の対応」
産業医科大学 医学部 公衆衛生学 教授 松田 晋哉
ほぼ地域の需要推計としての医療機能区分ごとの病床数の参酌基準が今後出されます。それに、
自らの地域が、病院が、いかに地域ニーズに応えていくかという視点が重要です。
質疑応答では、
「協議の場」のあり方・臨み方と危惧、病床機能区分と診療報酬の関係で質問が多く投げられ、詳しい説明をいただきました。
私は、今回の
医療法改定で新設される予定の
第6条の2第3項 国民は良質かつ適切な医療の効率的な提供に資するよう、医療提供施設相互間の機能分担及び業務の連携の重要性についての理解を深め、医療提供施設の機能に応じ、医療に関する選択を適切に行い、医療を適切に受けるよう努めなければならない。
という
国民の義務条項に注目です。