日本語でなかなか本質がつかめない時、表現が難しい時、敢えて英語訳を見たり、自分で英語訳すると主語、述語を含めて明確になる場合があります。
地域包括ケアシステムの政府英語訳は、
The Integrated Community Care Systemであり、この
本質はIntegrationであることが分かります。
それにしても、総理が示した
一億総活躍!これを所管する
一億総活躍大臣の正式英語訳は
官邸ホームページ(リンク)によると、
Minister in Charge of Promoting Dynamic Engagement of All Citizens
・・・やはり判りません。。。
さて、昨夜の雷雨で、連休の天気も心配されましたが、今日はうす曇りです。病院の周辺は、
秋の彩り、そして病院前の
金沢大学ヨット部の艇庫からは、まだまだ
夏の名残を楽しむかのようにヨットの出帆です。
今日も金沢の
石川県医師会館に向かいます、ここで、石川県病院協会職員研修会のために私が企画した講演会が、「
医療機能の分担に関する研修会」として、石川県医師会と共催になりました。県医師会館会場と小松、七尾をテレビ会議システムでつなげます。
基調講演は、
データで見るjこれ方の医療~地域医療構想について
東北大学大学院 藤森研司教授
です。地域医療構想の背景を財源論と医療供給体制のバランスであるとした上で、
変わらざるを得ない医療にどう対応するかを提言します。そして、急性期医療もさることながら、慢性期病床も介護保健施設も全国に比べて多いなど石川県の問題点を指摘します。
その後、
報告として
地域医療構想について
石川県健康福祉部地域医療推進室 木村慎吾次長
です。県の取り組み状況を示しながら、
今後の診療報酬改定や政府の療養病床のあり方論議を見据えながらの地域医療構想を進める石川県の考え方、さらには、現在ある
既存の取り組みを地道にコツコツと進めながら、2025年の姿を考える現実的な姿勢を示します。