医療費の公定価格である
平成28年度診療報酬改定の通知が出ました。これまで、算定の要件などが未定だった項目がベールを脱ぎます。公私ともの立場から、あるべき論をこれまで論じていましたが、
これからは病院として、生き残るためにいかに自らを適応させるかが肝となります。
厚生労働省 平成28年度診療報酬改定説明会(平成28年3月4日開催)資料へリンク
春の大気のせいでしょうか、七尾の朝は
濃霧です。港の方からは、
霧笛の音が聞こえます。
今日も、朝の病院業務の後、
能登空港から水道橋単純往復です。北陸も関東も春の大気でうすい靄がかかっていますが、
磐越の山々周辺だけは、クリアです。青い空と雪山のコントラストを楽しみます。
水道橋の
公益財団法人日本医療機能評価機構で
平成27年度 第2回臨時評議員会
に臨みます。昨年に20周年を迎えた機構も病院機能評価以外の事業が増え多くの頭脳が集まります。冒頭にあげた
診療報酬改定で、総合入院体制加算1,2を算定する病院において病院機能評価等の評価受審が要件となったことを評価しながらも、特定機能病院における受審の要件化は叶わなかったことを惜しみます。
病院機能評価のこれからの方向性以外にも国際医療の質学会ISQuaの開催、産科医療補償制度、医療事故防止事業、診療ガイドラインの公開などの医療情報事業等について、また次年度事業計画と予算について多くの報告がなされました。