今日も
真夏の青空です。
能登空港より、
入道雲の間を抜け、狼煙の
青い海を見ながら空の上です。
今日は、ビルの谷間で灼熱の
新橋です。13時から、
厚生労働省の
第8回 がん診療提供体制のあり方に関する検討会
に出席します。
少数例のがんの情報提供に関する課題として、個人情報保護、要配慮個人情報に抵触しないかを照会の上、患者の視点重視の方向性を確認します。
がん相談支援センターの現状と課題について、存在を周知されていないと同時にがん患者の高齢化に伴う認知症や暮らし方の問題、ゲノム医療の問題など相談室で対応できない事象も増えています。利用者の増ではなく、KPIを患者満足度にすべきことを進言します。また、無料ではなく、応分の負担を求めるべき意見も出されます。
また、がん診療連携拠点病院のアンケート結果も示されます。ここでも背景には、入院医療から外来医療へのシフトによる外来の負担増、認知症とがんの併存などが問題点として上がります。さらに、患者・家族のセルフケアや非拠点中核病院の役割なども重要視されます。
全体として、次の基本計画においても、原則として
均てん化の方向性が示され、
一部のゲノム医療や粒子線治療で集約化を図ることになります。
これまでの議論とこれらを踏まえて、社会の変化、リソースの変化に伴った
第3期がん対策基本計画策定されることになります。