曇り空の七尾です。午前には、
徳充会が計画する新規施設の打ち合わせや
京都からの研究者の訪問を受けます。
そして、金沢の日本慢性期医療学会の会場で
取材を受けた後、雨の中、東京に向かいます。17時から東京・有楽町の
日本専門医機構の会議室にて
第1回総合診療専門医に関する委員会ワーキンググループ
に出席します。冒頭で、倉本委員を委員長に決定したのち、議事に入ります。まず、私から、19の領域でこれまでのプログラムがいい悪い、厳しい易しいと各自が意見を述べる前に、その根拠となっていた整備指針を見直さないと前に進まないことを主張します。
また、これまでのプログラムに対する批判に対しての検証を求める意見やコンピテンシーのあり方、総合診療医のサブスペシャリティに関する意見、プログラム制に対する意見など多様な意見が出されます。
『専門医とは』という根本的な議論の中で、卒後5~6で専門家であるというのは国民目線で無理があり、今回の専門医制度は、今後専門領域を登り詰める
入り口に立つ権利であるということでは、合意を得ます。