雨が小休止した今朝はいつものように、能登北部・
恵寿鳩ケ丘から週の仕事を始めます。
夏の花が咲いています。
午後からは、
石川県庁で、
平成29年度石川県地域医療計画推進部会
第1回地域医療構想部会
に出席します。県が昨年度末に策定した地域医療構想案を説明します。石川県の最大の問題は在宅医療等をいかに確保するかです。その後、各医療圏ごと、病院ごとの病床機能報告の詳細と病院ごとの診療報酬における届け出の一覧、さらに一部の公立病院の新公立病院改革プランが提示されます。議論が緒に就いたわけですが、回復期機能が足らないという認識に対しては、急性期でも慢性期でも回復期の患者がいるわけで、特にいたずらに稼働率の下がった公立病院や大病院からの地域包括ケア病棟等への転換に慎重論を具申します。
また、在宅医療等の詳細なデータも出されます。全県で、実際に居宅で在宅医療を受けているのは全在宅医療の30%以下であることが示され、施設における医療提供のあり方も問題視されます。
そして、再び大雨となった能登路を北上し、
和倉温泉・のと楽にお邪魔し、
北陸銀行七尾支店 創立130周年
を祝います。明治20年に開店、七尾の発展とともに歩んできた銀行です。”これまでもこれからも...地域とともに”の地域密着を謳います。
そして、記念講演は作家の童門冬二氏による
歴史に学ぶ経営改革
~地方分権時代の経済と社会~
です。地方にとっての
CI( Community Identity )の重要性を、信長や地元の武将・前田利家の
文化に付加価値を見出す「生活の文化化」の歴史から説いていきます。