もう
全日本病院学会を主催して10日が経ちました。ようやく参加者の数字が出てきます。合計
3,247名が集いました。本部前には、学会翌日から
御礼のポスターです。
そして、本日から29日(金)までの会期で、Keiju Innovation Hubを会場にポスター展です。入場者が、各自1枚受付でもらったいいねシールを貼ります。また、展示会場の奥には、開会式の模様の画像と学会スナップのスライドショーです。
学会終了後こそ、組織力増強に重要であるという認識の下、このポスター展に加え、口演発表者も加えて、当院川村研二医師による
論文のまとめ方 〜まずは、短編から〜
講座を予定します。
さて、公開情報を見える化することで定評のある
病院情報局から
「平成27年度 自治体病院「純医業収支」ランキング」(リンク)が9月5日に公表されました。
純医業収支で
黒字(民間でいう黒字)病院は793病院中27病院(3.4%)、残り
96.6%はすべて赤字です。他会計繰り入れ金(補助金)は、過疎地域や不採算医療が主であるとは思えない病院を含めてばらまかれ、年間60億を超える病院もあります。石川県内でも1病院9億、3病院6億以上です。他会計繰り入れ金は平成26年度で総額8,260億円とのことです。
この官民格差をいかに考えるか?
本質的には、この金額は公であろうが私であろうが、提供している医療の内容に応じてつけるべきものと考えます( Equal Footing )。