今日は10時半から
日本社会医療法人協議会の
会長副会長会議からです。社会医療法人に対して今年度決算から義務化される
外部監査についてその
準備状況調査の結果が出てまいりました。病床規模、収益や大手監査法人、中小監査法人、個人公認会計士に関わらず、監査報酬に大きな幅があることが判明します。この報告書を会員に報告する段取りをします。
東京では、会議と会議の間にぽっかり時間が空くことがあります。今日は、駒込の
旧古川庭園にお邪魔します。
武蔵野台地の斜面を利用した庭園となっています。丘の上には、テレビや映画のお屋敷として見たことのある
洋館、斜面には
英国風庭園、そして低地には立派な
日本庭園が配置されています。
盛りの前ですが美しく洋風の
バラが咲き、その陰には、今日も和風の
彼岸花を見ます。曇り空ですが、初秋の緑と斜面を上がってくる心地のいい風を感じます。
そして、14時から
日本医師会館です。ここで
平成28・29年度 第6回病院委員会に出席し、
会長諮問「第7期医療計画策定に向けた医師会の役割」の中間答申に向けた議論、さらに、地域医療構想、や社会保障審議会医療部会に絡む議論、さらには日医総研でこのほど上梓する
ワーキングペーパー「地域医療介護総合確保基金の現状」について意見を述べます。資料編では全国の都道府県の個性的なプログラムも一覧できます。
さらに、
河北博文委員から、生産性が低いと言われる医療・福祉における高い人件費率(病院50~65%、福祉75%)こそ、
”収益が賃金に回る産業”であり、
横倉日本医師会長が金沢での全日本病院学会で提唱した
”モノからヒトへ”を支持し、
医療界一体となって公定価格を上げる運動を展開して、賃上げの恩恵をいきわたらせるべきであるという意見が提出され、特に衆議院選挙を前の政権へのアピールとして全員が一致します。
日医総研ワーキングペーパー「地方創生にむけて医療・福祉による経済・雇用面での効果」(リンク)を改めてチェックします。